
アタシはこの日、仕事帰りにカミさんと待ち合わせて渋谷の奥渋エリアにある鮨あい澤さんに行って参りました。
あい澤さんは、我が家が高級な部類の飲食店巡りを始めた原点のお店でございまして、ほぼ定期で通うホーム的な位置付けのお店でございます。
あい澤さんに通い出して3年以上になりますが、初めての時に食べた蛸の柔らか煮のあまりの美味さと香りの余韻の良さに泣きそうになった事を昨日の事のように覚えております。
今回はひと月前くらいに電話で予約しました。最初の頃は、ネットの予約フォーム(ヒトサラ)から予約を入れていたのですが、今ではあい澤さんの誰かしらの声が聞きたくて、逆に電話する様になりました。
昨夜も万全の腹ペコ状態で、予約時間ほぼピッタリに入店しました。




















<11/4のラインナップ>
ツマミ(●)5品、握り(★)11貫、追加の巻物2本、玉子焼き、味噌汁
●鰆 藁焼き
●白子 トリュフオイル
●炙りしめ鯖
●牡蠣のコンフィ 山椒オイル
●あん肝 煮付け
★大トロ
★鯛
★甘鯛
★蝦蛄
★車海老
★金目鯛
★秋刀魚
★太刀魚
★春子鯛
★イクラ小丼
★煮蛤
追加のトロたく巻き
追加の干瓢巻き
玉子焼き
水菜の味噌汁
結論から申しますと、この日も最高でした。いや、もはや最高を通り越して至高の域に達していると言っても過言ではないと思いました。
ツマミはどれもシンプルな仕事で素材の旨味が引き出され、香りの余韻がとても良いものばかりでした。そして、決して主張しすぎず握りへの序章にピッタリでございました。特に今回の新作・牡蠣のコンフィは山椒の爽やかでピリッとした香りが後から追いかけてくる感じが牡蠣の旨味と相まって秀逸でございました。
握りは白身の貫数が他所より多く、どれも素材の旨味と香りの余韻が素晴らしいものばかりでしたが、白身以外も香りの余韻が素晴らしかったです。
あい澤さんは香りの余韻に拘り、大事にされていますし、美味しいの定義のひとつとして香りがとても大事な要素である事に気付かせてくれます。
あい澤さんといえば白身が特に凄いという印象だし、相澤大将もそこに凄く拘りがあるのは間違いありませんが、大トロもこの時期にしては逆に脂感がそれほど強くなくて逆にアタシ好みでしたし、車海老や蝦蛄の旨味も素晴らしかったです。あい澤さんで頂くものって、どれかが飛び抜けて凄いっていうより隙がなくて全体を通して塩梅がいいなぁと個人的には思うのです。そして、お鮨屋さんの玉子焼きの概念をぶち壊していると言っても過言ではないシフォンケーキのような玉子焼きとアッツアツの味噌汁は、腹パンなのにおかわりしたくなるんですよー(*´∀`*)
この日もツマミや握りを頂きながら、相澤大将やタツさん、上村さんと色んなお話が出来てとても楽しいひと時を過ごせました。
お鮨屋さんで腹パンになれるって、なんで幸せな事なのだろう・・・そんな事を考えながらお店を後にしたのでした。
相澤大将、タツさん、上村さん、いつも大変お世話になりまして有難うございます!白身の会も宜しくお願い致します♪ご馳走様でした(*´∀`*)
今回のお会計:¥50,000
※2人分です。