
昨日はお昼に西荻窪で本格的なミールスを堪能したアタシですが、一旦帰宅して、夕方渋谷に向かいました。我が家で渋谷といえば、奥渋の超名店・鮨あい澤さん一択でございます。
いつもはカミさんと二人ですが、今回は品川イッコーさんのオフ会で仲良くなった村田さんと婚約者のももかさん、静岡のよく食べる人さんと我々夫婦の5人で訪問しました。
村田さんとももかさんとは渋谷駅で、静岡のよく食べる人さんとは現地で待ち合わせしたのですが、早く着き過ぎて寒空の中しばしウェイティング。予約をした18時ほぼピッタリに突入しました。






















<本日のラインナップ>
ツマミ(●)7品、握り(★)11貫、追加の巻物2巻、追加の握り1貫、玉、味噌汁
●煮蛸
●炙りしめ鯖
●牡蠣
●のれそれ
●あん肝 煮付け&最中
★中トロ
★墨イカ
★帆立
★北寄貝
●北寄貝のヒモ
★鯛
★平目 昆布締め
★車海老
★鱒
★鯵
★細魚
★煮蛤
トロたく
小肌
干瓢巻き
玉
味噌汁
いやぁ、今回のあい澤さんも最高でございました。
ツマミはどれも最小限の仕事で素材の旨味と香りを引き出す相澤大将らしさに溢れたものばかりで、特にトップバッターの煮蛸は柔らかさと鼻の奥に上がってくる香りが秀逸でございました。牡蠣もまた然りで、醤油と味醂で煮ただけでどうやったらここまで香りを引き出すことが出来るのかと驚きを隠せませんでした。きっと、煮る時の温度帯とか、煮る時間に秘密がありそうだなと思うのですが。そして何より、あい澤さんのツマミはどれも優しいお味なところが良いんだよな〜。
握りについては、シャリの完成度が相変わらず高いのですよ。そして、ネタの特徴に合わせて切り付けを調整して握りの硬さ自体を変えていらっしゃるみたいなんですけど、口の中に入って咀嚼しているうちにハラリと解けるんです。でもって、香りが鼻の奥に上がってくるのですよ。中トロは程々な脂感と上品な香りの余韻がよかったですし、帆立はおそらく煮切りをつけてサッと炙ってあったんだと思うのですが、帆立の甘味と香ばしさの余韻がよかったです。でも、ほかのネタもそれぞれ旨味や香りの余韻の塩梅が良くて、どのネタが飛び抜けて良かったというよりは総じてレベルが高くて隙がない感じです。でも、今回1番驚いたのは鯵でございます。いつもはあたりネギをかまして香りを引き出す感じだったのですが、今回は塩締めした後に酢洗いして旨味を引き出す感じが良かったです。
いつもはカミさんと二人であーでもない、こーでもない的な話で盛り上がるのですが、今回はイッコーさんの動画の視聴者仲間の皆さんとあい澤さんの素晴らしさを語り合い、共有出来て楽しさ倍増でございました。また、静岡県民なのに今回のメンバーの誰よりも東京の飲食店を食べ歩いている静岡のよく食べる人さんの挙動が面白過ぎたし、村田さんカップルとは親子ほどの年齢差があった事に驚き、こんな人達とお友達になれた事にとても嬉しくなて本当に楽しいひと時が過ごせました。いつまでもこの人達とは仲良しでありたいですよ。
そんなこんなで、今回も心とお腹が満たされた幸せを感じつつ、お店を後にしたのでした。
相澤大将、上村さん、いつも有難うございます。また宜しくお願いいたします!ご馳走様でした(*´∀`*)
今夜のお会計:¥56,000くらい