
今夜は仕事終わりに1人で銀座へ行って参りました。
おひとり様のプチ贅沢をテーマに、今日は敢えておひとり様でフレンチ食べに行って参りました。
予約は2ヶ月くらい前に一休レストランで取りました。予算が10,000円くらいでおひとり様の予約が可能なお店を探してみたのですが、結構あるものなんですね!あとは、アタシがおひとり様の孤独に耐えられるか・・・
<本日のラインナップ>
おまかせコース








セルヴェル・ド・カニュって羊の脳みそに見立てたチーズ料理との事ですが、余り脳みそ感は無いです。でもチーズの酸味とマーマレードの甘さがトーストに合っていたと思います。
パテ・アンクルートは結構フォアグラ感強めだけどくどさが無く、添えてあるピクルス的なお野菜と交互に食べるとお口がサッパリして美味しく頂けました。
オニオンスープ、とても熱いとの事でしたがそうでもなかったです。熱すぎずヌル過ぎず適温だったと思います。
タラと白子のムニエルには焦がしバターのソースが掛かっていたのですが、思ったより濃くなかったです。白子の濃厚さとケンカするでもなく、タラの旨みを消すこともない、丁度いい塩梅でした。
肉料理は、要はカイノミのステーキだった訳ですが、赤身肉に合ったサッパリなソースがよく合っていました。サシの入ったお肉も嫌いではないですが、赤身肉の様に噛めば噛むほど旨味が感じられるお肉も大好きです!
この後デザートなのですが、入るだろうか?ってくらい腹パンでしたが、杞憂に終わりました。
脇坂シェフが自らデザートメニューが書かれた黒板をお持ちになり、メニューを紹介してくださったのですが、下戸の癖にラムレーズン大好きなもんで、ラムレーズンアイスが乗っかっているというサヴァランをお願いしました。オーダーして数分でサヴァランが来まして、ひと口食べてみましたがサッパリとした甘さが堪りません!適切な表現ではないかもしれませんが、永遠に食べていられますねコレ(*´∀`*)
いやぁ〜、美味しかった!そしてお店のアットホーム感も脇坂シェフや若いスタッフさんの接客も素晴らしかったです。アタシみたいにフレンチの経験値が少ない人でも十分楽しめましたし、フレンチを食べ込んでいる人ならこのお店の価値がより判るんじゃないか・・・そんなふうに思いました。
正直、行く前はアタシの様な中年の禿げた小太りオッちゃんがおひとり様でフレンチって周りにいる人達からどう映るんだろうとか、気にしなくてもいい事を気にしてたのですよね。あと、孤独に耐えられるだろうかとか、食べるスピードがマッハの速さなもんで、お店に迷惑掛かるんじゃないかとか・・・。結論、全く気にしなくても大丈夫でした。アタシ以外にもおひとり様の人が居て、堂々としていらっしゃいましたし、脇坂シェフや若いスタッフの方々がおひとり様のアタシにも丁寧に接客して下さいましたので、楽しく過ごすことが出来ました。
ただ、反省点としては、事前にもう少しフレンチの事といいますか、リヨンの郷土料理について予備知識を入れておいた方が良かったかなとは思いましたね。お店のウェブサイトはちょろっと見てから伺ったのですが、それだけじゃなくて代表的なお料理とか知っておいた方がより楽しめたのではないかなと思いました。まあでも、いい経験になりましたよ。
今夜も心とお腹が満たされた幸せを感じつつ、お店を後にしたのでした。
また来ますね!ご馳走様でした♪
今夜のお会計:¥10,660
※コース代金、テーブルチャージ+ドリンク代